チョコレートを食べると善玉コレステロールが増える???

 

チョコレートと善玉コレステロールの関係について

 

チョコレートというと、太りそう、虫歯になりそうといったイメージを持つ人がいますが、最近の研究ではそれらのイメージは正しくないということがわかっています。

 

それからチョコレートに関する研究で興味深いものに、チョコレートを食べると善玉コレステロールが増えるということがあります。

 

そもそも、コレステロールには、悪玉(LDL)コレステロールと善玉(HDL)コレステロールがあるのですが、悪玉が増えて善玉が減ると動脈硬化が起こりやすくなるため、血管が詰まりやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが上がってしまい危険な状態となります。

 

血液中で善玉コレステロールの果たす役割は、血管壁にこびりついていたり、体内の細胞に溜まった古いコレステロールを回収して肝臓に送るというものになり、それによって動脈硬化を防ぐ助けとなるので、善玉は積極的に増やしておきたいところです。

 

日本人には善玉コレステロールが低いことが問題で脂質異常症と診断される人も多いのですが、今まで善玉を増やすのに効果的な方法は、禁煙や運動、肥満の解消などが有効だとされてきました。

 

それに加えて、善玉を増やすために食べると良いものには大豆などの植物性たんぱく質や、植物油(オリーブ油)、青魚の油などが挙げられていました。
しかし、今回、善玉を増やすために食べたいものにチョコレートが加わったというわけです。

 

チョコレートはカカオポリフェノールが多く含まれるものの場合、食べると血圧が高めの人の血圧を低下させる効果があることもわかっており、チョコレートを食べることで血管を広げる効果が期待出来るのと、善玉コレステロールを増やす効果があることで血管の健康維持に役立つと考えられます。

 

また、カカオポリフェノールには酸化抑制効果があることから、血管を詰まらせる原因につながる悪玉の酸化を抑える効果も期待出来ます。

 

このような研究結果から、チョコレートには血管に対する健康効果があると考えられますが、チョコレートの食べすぎでカロリーオーバーになるのには気をつけたいので、血管のために食べるなら高カカオポリフェノールチョコレートを選んで食生活に取り入れるのがおすすめです。