林檎の効果

 

りんごがコレステロールを下げてくれる?

 

昔から「毎日リンゴを食べると医者知らず」と言われ、リンゴは体に良い食べ物として知られていますが、ビタミンや食物繊維が豊富なので体に良いというイメージが強い人が多いのではないでしょうか。

 

もちろんその側面もあるのですが、昨今注目されているのは、リンゴを食べるとコレステロールが下がるということなのです。

 

これは、「リンゴは医者知らず」という言い伝えというかことわざレベルの話ではなく、「リンゴでコレステロールが下がる」というのは世界中の多くの実験で立証されています。
フロリダ州立大学の実験では、1日75gのリンゴを毎日食べた人は、半年後にはLDL(悪玉コレステロール)が23%減少し、逆にHDL(善玉コレステロール)は4%上昇しています。
これはリンゴに含まれるペクチンやポリフェノールの影響と考えられ、これらが脂質の代謝を促進し、炎症性分子の発生を抑える効果があるとされています。LDLコレステロールの炎症性分子が活性化することで動脈硬化を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めます。

 

また、別の実験では、リンゴを食べたグループと、ポリフェノール単体を摂取したグループで比較してみたところ、ポリフェノール単体を摂取したグループも一定量のLDLコレステロールの低下は見られたものの、リンゴを食べたグループよりもその数値は小さかったという結果が出ています。つまり、リンゴとして食べる方がLDLコレステロールは減少するのです。

 

ペクチンやポリフェノールの他に、食物繊維にも動脈硬化を防止する働きがあることも報告されています。

 

また、リンゴに含まれるペクチンには血糖の上昇を抑えたり、インスリンの分泌を促進する作用があるとされ、糖尿病対策としても一定の効果があるとみられており、また、リンゴのカリウムには高血圧を予防させる効果があると考えられています。

 

津軽地方の人には脳卒中や高血圧の患者が他地方と比べて少なく、これは日々リンゴと食べているからではないかとみられています。